忘れてくのが嫌なんじゃないんだ
忘れられないのが痛いんだ
今の今までずっと欲しかったものは何だったんだろう
あの君の体温
雨に濡れた冷たい僕の体温
段々強まってく温度
段々なくなってく温度
触れたいものが見あたらなくて
なのに何かに触れていないと消えそうになる
まだ此処にいたいって思ってるハズなのに
自分からそれを手放してたのはどうしてなのかさえもう分からない
君がいなくなってしまったその理由さえ
ただ悲しくて苦しくて痛くて
もうそれだけ