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aY  2006-06-01投稿
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1月22日
今日久しぶりにクラスメイトの子が話しかけてくれた。
『あのさ〜この人かっこいいよね?』
そう指さしてきたのは芸能人の写真。
『かっこいいんじゃない?』
そういうと彼女は嬉しそうに笑ってくれた。私の言葉で笑ってくれる子なんて何日ぶりだろう。うれしかった。たったそれだけでも本当うれしかった。
辛いときはささいなコトでも幸せを感じれるようになった。
その子の笑顔がとてもかわいかった。


1月23日
またあの子が話しかけてくれた。うれしかった。

1月31日
メルアド聞かれた。うれしかった。
メールが来た。『新着メール』の文字。見るとあの子からだった。すごいうれしかった。けど裏切られるのが怖くて返信しなかった。ごめんね。


2月1日
学校を休んだ。行きたくないから。最近全く行っていなくて拒否してた。別に行かなくてもある程度の成績だったし就職出来れば良かったからいらないなあと思ってた。
だから部屋で最近吸い始めたセブンスターをかなりの数吸っていた。自分が楽になるから。
♪〜♪〜♪〜♪〜
メールだ。私にメールを送るのなんてメル友と他のクラスの人だけだった。
携帯を開くとあの子からのメールだった。
『何で最近来ないの?』
嫌だから。ただそれだけ。
どうせ高校ぐらいどうでもいいし中退しても良かった。
『嫌だから。』
そう送った。
♪〜♪〜〜♪〜〜
『電話してもいい?』はぁ!?私に文句あんのかな。めんどぃなあ…そう思っても彼女の話が気になった。
『いいょ。』
数分後家電に電話が来た。
(早っ!!!!)
『もしもし。私だけど…』
『おれおれ詐欺?』
『違うし((笑))』
彼女の笑い声が聞こえた。
そして彼女は色々な話をした。今日あったこと、むかついたこと。悲しかったコト。
そして私のこと。
『私ずっと話しかけてあげたくて…友達になりたかった。助けてあげたくて…遅くなってごめんね…辛かったのにごめんね。』
涙をながして私に言った。
私は決してみんな嫌ってはいないこと。ただ逆らえないだけ。そして私のことを心配してくれてる人がいること。そして呼び掛けたのは彼女だった。

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