第六話、神々登場、清美影薄い。
狩野靖の後ろには、何と神々がいた。
「あらま、男女の猫空廿属性神が揃っちゃった」清美が神々を見て言った。
猫空には、最高神の下に廿の神がおり、警消救建鉄空忍海地戦宇電水瓦清通郵魔光闇(けい、しょう、きゅう、けん、てつ、くう、にん、かい、ち、せん、う、でん、すい、が、せい、つう、ゆう、ま、こう、あん)の属性で、警察神(けいさつしん)、消防神(しょうぼうしん)、救急神(きゅうきゅうしん)、建設神(けんせつしん)、鉄道神(てつどうしん)、空港神(くうこうしん)、忍者神(にんじゃしん)、海洋神(かいようしん)、地下神(ちかしん)、戦闘神(せんとうしん)、宇宙神(うちゅうしん)、電気神(でんきしん)、水道神(すいどうしん)、瓦斯神(がすしん)、清掃神(せいそうしん)、通信神(つうしんしん)、郵便神(ゆうびんしん)、魔法神(まほうしん)、光明神(こうめいしん)、闇正神(あんせいしん)の廿である。
それが男女それぞれおり、合わせて四十。
最高神は実は四人もおり(明が筆頭)合計四十四柱で、この場には四十三柱がいた。
「解説が長いわい!」
魔天が文句を神々に言った。
「終わったから、早い事始末してあげるわ!」
「貴様、神勝(しんしょう)!」
魔天が相手の名を言って叫ぶ。
最高女神神勝こと吉元知加江(よしもとちかえ)。明の妻である。
「あの、もう終り!、私の出番無いじゃない!苦悪!」
題名通りのおちに、清美は叫んだ。