宵闇

一月  2008-08-20投稿
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なくしたモノは
もう戻らない

恋しい過去は
時に埋もれて

鏡に映る今日の自分と
彼方の君の顔を重ねて

いついつでやると
夕日を仰いだ


涙は枯れて
声も廃れて

君の名さえも
呼ぶのを止めた

ただ染まりゆく
宵の街並み

ここにももはや
居場所はなくて

覆いかぶさる
夜の暗闇

このまま融けて
消えてしまえば…

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