俺は斎藤琉亜〔るあ〕、ごく普通の高校2年生
家も普通の4人家族で犬を一匹飼っている。
名前は「スズ」だがなぜかみんな「テッちゃん」と呼んでいて俺的に家で一番好きな奴だ。父親はごく普通の会社員で、母親はごく普通の専業主婦で、妹は小学生で俺は私立に通う普通の高校生。何もかも普通、だがそれは外から見たらの話し…実際は最悪の家庭で俺は生まれてから一度も親が仲良くしている所を見たこともなく家の誰しもがケンカをしていて憎みあっている。
俺は学校では特に目立つわけでもなく人付き合いは苦手な方だが友達が居ないわけではない
少し昔話をするが中一のころ俺は何も知らない中坊で世の中の事を何も知らなくて傷つき絶望のどん底につき落とされ、さらに親にも追い討ちを駆けられどうしようもなくなり死のうとも思ったがそんな勇気もなく俺は色々と考え「人は人から10奪っても1を取り戻すキッカケしかくれない」と云うことを思い人間を恨み家族や先生、他人を恨み今も生きている
人間を憎んでいるがそれ以上にむかしは誰よりも他人のことを考え行動していた俺が他の人間と同じように自分の利益を考え友達と付き合うようになった自分が何より怖いのだ。
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