隼人「あの、野球部の見学に来たんですけど…」
先輩「そうか、珍しいな。ちょっと待ってな。」
先輩は部室の中に入って部員達と何やら話したあとしばらくして出てきた。
「じゃあ中入んな」
隼人が部室に入れてもらうと先輩部員が数人いた。
色褪せたアイドルの水着のポスター、床に散乱した漫画本、コンビニの弁当のトレイやパンのビニール袋のゴミetc…
隼人の目には青春!?が飛び込んできた(笑)
そして何より・・・ヤニ臭いのである(呆)
「1年の黒沢隼人です!ポジションはピッチャーです!」
隼人の挨拶に漫画に夢中で無関心の部員もいれば、
「へぇー」
「よろしく〜」
「ホンマかいなー」
と、反応は色々。
隼人「あの、今日は練習しないんですかね?」
先輩「さーな、キャプテン次第…。」
その時、部室のドアが開きもう一人入ってきた。
180?はあるであろう上背にガッチリした体格。
キャプテンの仁藤剛介である。