無礼男-ブレイメン-の音楽隊?

こたつ  2008-08-28投稿
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ガラッ
教室のドアを開けた。
ちょうどHRが終わったところだった。
「遅いぞ。…?!どうしたそのけが!!!」
と、担任の片さんが驚いていると…
「あの〜俺のそれせい。俺が学校の道分かんなくて困ってたら、変な不良の人に絡まれて、そしたら通りかかった馬場達や先輩達が助けてくれて。」
俺の後ろにいた羽鳥が答えた。
「そうか、大変だったな。とりあえず馬場は一旦座れ。」
「はい。」
「え〜、色々あって遅れたが、転校生だ。」
と、がざわざわしていた生徒達にはなす。
「羽鳥 千鶴。よろしく。」
「じゃあ、羽鳥は一回職員室に来い。」
「はい。」
羽鳥は片さんに連れられ教室を出た。
クラスの皆は俺にたかって色々と聞いてきた。
「何があったの?」
「まぁ、色々。」
「傷、大丈夫?」
「うん。全然。」
ちょっと嬉しかった。
クラスの人気者気分だ。
それにしても、アイツ何者だよ?
この嘘の言い訳を考えたのは羽鳥。
先輩達も犬井達もこの嘘の言い訳を先生に言ってるはずだ。
喧嘩上手いし、言い訳も上手い。
これで歌も上手けりゃ、問題無しだな。
とか、考え手たらチャイムがなって同時に羽鳥が帰って来た。
席は窓側の一番後ろで俺の隣だ。
クラスのみんなの注目の的。特に女子。
まぁ、男の俺から見てもかっこいいからしょうがない。
そして1時間目が始まった。
隣を見ると授業開始5分ですでに寝てる。
いい度胸してんな…。


その日の放課後近くのマックに集まった。
「どうすんの?軽音部入るの気まずくない?」
「やっぱ?俺も思ってた。」
犬井と猫宮が言った。
「別にいいじゃん。部活じゃなくても、バンドはできる。」
羽鳥の意見は最もだ。
「まぁ、そうだけど。楽器俺達弾けないんだけど…」
俺と犬井は素人だ。
「はぁー」
羽鳥はため息をついて立ち上がった。
もしかして、怒った??
「ついて来て。」
はい?どこ行く気っすかね??
とにかく俺達は羽鳥について行った。
15分くらい電車に乗って
着いた「神川町」駅から徒歩3分。
人通りの少ない裏路地にある怪しい店「KING clock」。
羽鳥は何の迷いもなく入って行く。
大丈夫かよ??

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