俺は2人に向かって叫んだ。
そしたらコンラッドは俺に近づき、
コンラッド「英がイジメるっ。」と、186?(だったかな)の巨体が言った。
英「ハァ!?何言ってんだよっ。オメェーが先にケンカふっかけてきたんだろっ(多少省略)」と、俺に近づきながら、157?の女顔が言う。
俺は少し呆れて、『ハイハイ。理由は知らないけど、冷静にな。もうすぐ他の奴らも来るから。』
と2人の頭を撫でた。
186?の奴の頭を撫でるくらいだから、皆も気づいただろうけど、俺の身長171?+靴の高さ+段差で届くぜ。
2人は落ち着いたのか、俺を真ん中にイスに座った。
やれやれ…一安心だよ。
と思ったのもつかの間。
講義が終わって、残りの夏休みを味わおうと思ったのだが、味わえそうもない事態が俺を待っていた。
学校が終わって、いつものように3人で飲みに行った。
飲んだ後の記憶がない。頭がガンガンする。
知らない天井…どこだここ?と、 俺は起き上がろうとしたら、下半身がやけにだるいし、痛い。
俺は何したんだ…と頭の中で自問自答した。
寝息が聞こえる。
ガンガンする頭を右に向けると、英がいた。
左に向けると、コンラッド。
3人とも裸で、酒臭い。
え?なんで?何故に?Why!?
グルグルする。
俺は冷静になろうと、汗でベタベタする体を起こし、シャワーを浴びた。その時は10時30分過ぎ。
2人を起こさずに、そのまま家に帰った。
アパートについた。俺は大学入学と共に、1人暮らしをしている。着いたら12時を回ってた。飯を食って、ボーっとしてた。
そしたらピンポーンと、チャイムが鳴った。
出たくないけど、何故か出てしまった。
そしたら、やっぱなぁ。
2人だよ。コンラッドと英。
嫌だな…と思ってしまった。
2人は勢い良く、俺に抱きついてきた。
『何だよ…具合悪いんだから…離れろ』元気なく言うと、
「僕達、もぅ恋人だよね!?」
英が言う。
馬鹿みたいに口と目が開く。閉じる事が出来なかった。
コンラッドは「馬鹿か。俺とだよな!!」と力説する。
俺は気を失った。
目が覚めて、事情を聞いたら、酔っぱらった俺は、2人に向かって吐いたらしい。
終電もないし、ゲロまみれの2人は俺を担いで、ホテルに泊まったんだと。
裸だった意味がやっと分かった。
『…なんか腰もだるいし、痛いんだけど』