遠恋娘の永遠の愛3

ジーリー  2005-11-08投稿
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『キサト良かったねぇ〜』「何が?」『イサムくんとは順調なの?』「まぁね、毎日メールはしてるよ」『私もキサトに負けないように、彼氏作らなきゃね』「・・・」
 まったくもって実感のない私でした。―付き合うって、こんなものなの...もっとドキドキしたり、ワクワクしたりするもじゃないの...なんて不思議な感覚に浸っていました。だってイサム(これからはイサくんと呼びます)も私のことを好きだとか、結婚する、とか言ってるけど、冗談にしか聞こえませんでした。お互いこれが真実の愛だとか、その時は全く思ってもないはずでした。―釣った魚にはエサをあげない。よく言うことばですね。私の友達のほとんどは、その釣られてエサのもらえない魚となりました。なので私もその魚になるのだろうと、冷めた感じだろうけど、彼に対してはまだ半信半疑で、軽い気持ちだったのです。これ恋愛の常識だから、遠恋なんて不可能だと思ってました。でも、
“大好きだょ、キサト”
‘私も。おやすみイサくん’カレとのメールのやりとりは1日往復50以上、毎日続いた。常にメールのタイトルにはRe67:Re99:とか、そんな感じでした。
つづく

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