「先生、恋人はいるんですかぁ？」
「バストは何センチあるんですかぁ！？」
授業が終わると、男子生徒たちがいっせいに集まってきた。
「コラッ！授業に関係の無い質問は受け付けません！」
裕子は少年達をなだめるように叱る。
しかし裕子が怒れば怒るほど、少年達は騒がしくなる。
美人教師に叱られるのが、嬉しくてしょうがないのだ。
「今まで何人くらいと付き合ったん？」
「お願いだから、胸のサイズだけでも教えて下さいよ〜」
「もぉ、Ｈな子たちね！」
しまいには裕子も呆れて、怒るのをやめてしまった。
「先生、ちょっとだけタッチさせてよぉ〜」
「先生、お願い〜！」
「もぉ・・・キミ達わぁ・・・」
少年達のお願い攻撃に、ついに裕子は観念した。
「じゃあ、こうしましょう！」
裕子はその大きなバストを強調するかのように、胸を前に突き出した。
「明日の小テストで百点取ったら、タッチくらい考えてもいいんだけどな〜」
「ええっ？」少年達の目がまん丸になる。
裕子はその大きな胸を見せびらかすように、さらに少年達の目の前に突き出す。
触れるものなら触ってみなさい！と言わんばかりだ。
「明日の小テストで百点取ったコには、うんとサービスしちゃいま〜す☆」
（続く）
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