貴方の懸命さに折れてしまう
目が覚めて新しい朝が来たら貴方を忘れよう
貴方のいない日常だってきっと楽しいはず
そんな風に思ってはまた次の日もその次の日も貴方の存在で思いは崩壊する
秘密の恋
何となくそそられる響き
だけど現実に経験をしてしまえばそんな綺麗な物でもなければ良い物でもない
ただ危険過ぎる
ただ貴方から出された条件に苦しめられる
限られた時間の貴方との繋がり
どうしてそこまでの障害を作ってまで私と一緒にいたい
別に居場所があるのだからそこで静かに過ごせばいい
貴方の条件に悲しみと呆れが融合する
言い返す言葉も出て来ない
『分かりました』と何もない振りをして返す
隠し通せるはずがない
私は何故そこまで信用されているのだろうか
本気になればどんな手だって使える
貴方を奪う為なら何だって出来る
そんな事をする子ではないと
そう思って決意した事なのだろうか
貴方の私への信頼に腹が立つ
でもいい
そんな事するつもりはないし自分の手を汚してまで手に入れようとは思わない
だからそれでもいい
連絡を取る回数が減れば
その分貴方への気持ちも減って行くだろう
そう思ったから