今私は町外れの寂れた駅にいます。周りには私と私がマネージャーをしてきた部活の先輩しかいません。私はずっとその先輩に片想い中。しかしその先輩も彼女ができ後30分でその彼女と一緒に都会にでていってしまうらしい。私はとめたい。タイムリミットは後10分…
先輩「なんか悪いねぇ。出迎えなんかしてもらって」私「いえいえ…」
先輩「そろそろ彼女がくるからちょと待ってね」
彼女「遅れてごめん!!!!」私「そういえば先輩、今日は集合がはやいですね。いつも部活遅れて来てたのに…」
先輩「今日はがんばって早起きしたんよ。でも人のこといえないでしょ。部活で旅行に行ったときにあんたが遅れたせいで飛行機にのれなかったの覚えてる??」
彼女「そんなことあったんだ!!」 私「あの時はごめん…」
私の方が先輩のことよく知ってるのに…なんで先輩は…
先輩の彼女「そうだ。カンジュース買ってきたんだ」
先輩「あっ!!それ俺のきらいなやつだ!!」
私ならそのことしってたのに…私の方が彼女のことよく知ってるのに……………先輩「ごめんそろそろ行かなきゃ」
先輩が電車に乗ろうとした…行っちゃう!!止めたい!!私「先輩!!」
先輩「何だよ。そんな大きな声で!!」
私「………………幸せになってくださいね」
先輩「おう!!」
駅員「出発します!!」
私「さようなら……グスッ」先輩「なんで泣くんだよ!!お前もいい人見付けろよじゃあな」ガタンゴトンガタンゴトンガタン
私は電車が去った後もずっと泣いていました