なんだこの靴下!
すげぇ臭ぇぞ!馬鹿臭ぇぞ!ありえねぇ臭ぇぞ!!
マジ癖になりそうな臭いだぞ!!
ちょっ…もう一回嗅いでみよ………
くっっっっっっ!
せぇぇぇーーーー!!!
たまらんぞおい!!
はぁはぁ…一旦落ち着け俺…
とりあえずもう一度嗅いで…
って馬鹿!!
俺は靴下の臭い嗅ぎにきたんじゃねぇ!!
『ん……誰??』
!!
やべぇ!余りにもでかい俺のリアクションで起きちまった!!
『もしかして…』
やばい…泥棒だってばれちまう……
『…サンタさん?』
…
ベストチョイス!!
そうだ今日はクリスマス!サンタで通せば何の問題もなし!!
狼「そ、そうだよっ。」
『あ!やっば来てくれたんだ。』
狼「うん…。」
へへ…まぁ今日一日だけだ…こんな小娘の一人騙すくらい…俺悪だし…
赤『私、赤ずきんって言います!!あのぉ…お願いがあるんですけど……』
ふん、ガキの願いなんて聞くか馬鹿!!
赤『友達になってください!!』
ト モ ダ チ
狼「そ、そんなの出来るか!!サンタだぞ!!」
赤『じゃあ彼女にしてください!!』
カ ノ ジョ …
狼「バババ馬鹿!!彼女つったら、あんな事とか…やるんだぞ!!」
赤『別に構いません!出来ればそのまま家族にも…』
カ ゾ ク ………
俺…
どうする!?
こんな展開になるとは…
そりゃ友達欲しいし彼女欲しいし家族欲しい!
でもこんな小娘でいいのか!?
ってか俺オオカミ!!
…いいのか!?
ま、まぁハーフ、ていう言葉もあるしいいよな…
俺48歳だけど歳の差結婚とかもあるしいいよな…
よ、よし!
狼「じゃ、じゃあ一緒に子供作りま…」
赤『ごめんなさい。』
OH! パニックミー !
つづく