本気恋(マジコイ)

半熟たまご  2008-09-05投稿
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長いながい夏休みが終わり、今日から二学期始まった。
俺はだるい体に鞭を打ちながら学校まで引きずって言った。
学校につくと久しぶりにみんなと顔を合わせた。
部活で真っ黒に焼けた奴、引きこもって真っ白になった奴、教室内は人間オセロ現象だった。
俺の嫌いな始業式。センコーどものどうでもいい話、校長の有り難い話(嘘)…
「もうだるいからはよおわれよ」
どいつもそんな顔をしている。
教室に戻りホームルームが終わりやっと帰れると思っていたら、
「おい、優(まさる)昼飯いかへん?」
俺を呼び止めたのお調子者の亮(りょう)だった。
「はあ?俺だるいからはよ帰りたいねん。」
少しキレながら返答する俺。
「まーそんな事言わんと頼むわ」
いつものようにお調子者だ。
何だかんだで一緒に昼飯を食いに学校の食堂に足を運んだ。
いつも券売機で何を食べようか迷う俺。しかし金銭的にあまり余裕がなかったので230円のカレーを食べる事にした。
一方亮は一番高いA定食の食券を勝っていた。亮の父親は建築関係の会社の社長なので亮は金に困る事がないのだ。
たまに亮の金使いには顔面を殴りたいと思う事がある。



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