激しいお叫びを上げて、翼を上下する。その度に竜巻が起き、葉は舞った。そしてもう一度大きく羽ばたくと、夜の闇に消えて行ってしまった。「っくそー!」「また逃げちゃったね、昴くん、アラタくん」悔しがる昴を尻目に苅蘭は呑気なものだ。 ・・・・・オレは昴!波動使いだ。同じ施設のアラタと苅蘭と、今日も目当ての大隼を捕まえようと、森に来た。
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