永遠

ちゅら  2008-09-07投稿
閲覧数[233] 良い投票[0] 悪い投票[0]

あの日
初めて喧嘩して別々に帰ったね
いつも2人で歩く道
1人だとすごく長く感じて…



「カズ〜
何怒ってんの?」

「別に」

別にって…
あきらか怒ってんじゃんかぁ
あたしなんかしたっけ?…もしかして

「もしかしてあたしがジュンとしゃべってたから?」

「ずっとしゃべってろよ!!」

まさかと思って聞いてみただけなのに当たっちゃった…
てか妬いてる…?
どぉしよ
あんなに怒鳴られたことないよ…

いろんなこと考えてるうちにカズの姿が遠くなってた
カズなら止まって待っててくれるって思ってた
でも何度前を見てもカズとの距離が縮まってなくて…
いつもわ怒ったりしない人だから
謝って許してもらえるか怖くて
走って追いかけることもできなくて…

ずっと下向いて歩いてたからカズの後ろ姿が見えないことに気づかなかった
角を曲がっても見えない
そんなに離れちゃったんだ…
そぉいえば電車の時間

あと何分あるか気になって携帯を見たらあと3分しかなかった
この距離だったら走って…
その瞬間踏切の音が聞こえた
間に合うわけないか

あしどりが余計重くなる…

踏切の前に誰かがしゃがんでるのが見えた
あの人も電車に乗り遅れちゃったのかな

ちがう
乗り遅れたんじゃない
待っててくれたんだ
だってそこに居たのはカズだったから

「おせ〜よ」

いつもと変わらないカズの声
待っててくれた優しさに涙がこぼれた…

「…ごめんなさい」

「それ電車乗り遅れたこと謝ってんの?」

ちがう
喧嘩のこと謝りたかったの
でも言葉に出せなくて首を振るのが精一杯だった
ゆっくりカズが近づいてくるのがわかる
前を見た瞬間顔をつかまれてキスされた
唇が熱い…
カズの体温を感じてる…
「…許してくれるの?」

「もぉいいから泣くな」

そぉ言って強く抱きしめてくれたね
すごく幸せだった
あたしにわあなたしか居ないって思ったの
だからずっと一緒に居たい
ずっと永遠に…

i-mobile
i-mobile

投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 ちゅら 」さんの小説

もっと見る

恋愛の新着小説

もっと見る

[PR]
男子が夢中になる
ウルウル唇で誘惑…♪


▲ページトップ