「あーあ 仕事行きたくねぇ〜！」
愚痴りながら出勤前に煙草を一服。
この仕事を始めてから明らかに煙草の本数が増えた。いや、吸うペースが増えただけか？
もうそんな事さえも考える余裕が無いくらいに精神が衰弱仕切ってる。
前述にも書き記したようにとにかく仕事に行きたくないんだ。
仕事内容は別に問題ないんだよ。接客だけど人嫌いな俺でもなんとかやってる。お客の笑顔見るのが好きなんだ。
問題は職場の人間。こいつらは性根が腐ってる。
新人イジメが激しく短期で辞めてった人間は星の数ほど。
俺も新人イジメの標的の一人。内心はぶん殴りたい気持ちだけど、必死で堪えてる。
たかがバイトなんだし、別に暴力いいんじゃん？
そういうのも一つの手段だろうが、面倒事は嫌いだし、一応金貰う立場だしさ。
もう家から駅に向かうまでの道のりも憂鬱でさ、９月とはいえ気温は８月並で余計に精神滅入るっつーの。
いざ電車乗り込み３０分番組が余裕で見れる時間をガタンゴトンと揺られながら過ごす。
職場の最寄り駅についた。
自分の足取りはさっきより重くなってる。
バックレようかな・・そんな想いも更に巡って来る。
いざ職場について作業着に着替える。作業着は毎日、新しいのに変えないといけない。神経質な職場だ。いや正論かも・・
なんにせよ、ズボラな俺には精神的に辛いわ。
着替えたら職場の事務所に直行。
まだ時間が早いのか誰もいない・・この瞬間が俺の唯一の至福の一時かもしれない。
十数分後、ゾロゾロと嫌な職場連中がやって来る。
形式的に挨拶をしてくる奴もいりゃ、あからさまに挨拶をしてこない奴もいる。
なんだかんだで時間になり上司がやってきて、挨拶を交わし注意事を聞く。
そして各人散らばり作業スタート。
作業中に俺を睨みつける奴、嫌味言って来る奴、あからさまに無視する奴。
色んな奴がいる。ここは嫌がらせのデパートかよ。
こんな奴らでも「お前、休憩中は皆と仲良くしないといけない」
上司も俺が嫌がらせ受けてるの知ってて言った言葉。
てか、近寄ったら向こうがあからさまに嫌がってるっつーの。
でもその中の誰かが「○○君(俺)は一緒に休憩取ってくれません」て上司にチクったんだろう。
俺にどうしろってんだよ！
近いうち辞めよっかなー。
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