なぁ親父最近太ったんじゃないか?そうかぁ?と笑顔でこたえる親父、キャッチボールをしながらバカバカしい会話をしていた一昨年の今頃が懐かしい。まさかあんなことになるなんてあの時は想像すらできなかった。当たり前だ。
一昨年の春俺は福祉の専門学校に通っていた。嫌々だった元々服、ファッションが好きな俺はスタイリストになりたいと東京に上京するつもりでいたそのためにお金も貯めていたし、もう親に迷惑をかけたくないと思っていたし、でも尊敬している親父が、俺の老後はお前に任しとるんじゃけん。頼むけんの。 と言われ渋々入学した。毎日毎日キレイごとばかり介護はつまらない。でも小学から高校まで野球をやらしてくれていた親父いくらお金が無くてもグローブを買ってくれ、中学の時は土日は遊びたいだろうにクラブチームの送り迎えまぁ金曜日飲んで毎回寝坊して遅刻させられてたけど。その世話になっている親父に少しでもと自分で学費を払い入学学校やめたいと何回ケンカしたことかそのたびにもう少し頑張れと辛抱強くいってくれていた親父がいたからこそ今の自分がいると思う。昔からやんちゃばかりして怒鳴りあいをして 母さんには完ぺきに嫌われていたし、なんでこんな子産んだ