?秋?その参
僕麗桜さんの事が好きです・・・
僕はおもいきって告白をした。
麗桜さんのほうをみると、何か苦しそうにしている。
『りゅう』
麗桜さんどうかしたんですか?
『麗桜』
大丈夫・・・
そう言っているが、凄く苦しそうだ!
額に手をそえると、凄い熱だ。
僕はもっていたタオルを濡らし麗桜さんの額にあてた。
すぐにタオルは温かくなってしまう。
何度も何度も繰り返しタオルをあてたがなかなか熱は下がらない。
『麗桜』
りゅう君ごめんね、私迷惑ばかりかけてるね。
『りゅう』
そんなことないですよ。
僕、麗桜さんの事守るって言ったじゃないですか。
麗桜さんは何も心配しなくていいですよ。
『麗桜』
うん・・・ありがとね。
私、りゅう君に出逢えて良かった。
しばらく看病をしていると、次第に熱が下がってきた。麗桜さんはねっむっている。
ふと、外を見ると夜が明け朝になっていた。
麗桜さんの事心配だったけど麗桜さんのためにも、助けを呼びに山小屋をあとにした。
僕は必死に走り助けをよんだ。
しかし、助けがくるけはいが全くない。
諦めて、山小屋に戻ろうと思った。
麗桜さんも心配だし。
しかし僕の記憶はここまでしかない。
今僕は病院のベッドの上だ。
いったい、どうなって、こうなったのか解らない。