春トキドキ夏トコロニヨリ秋ノチ冬・8

リア  2008-09-10投稿
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?秋?その四

僕は退院をした。

あれから、ずっと麗桜さんの事が気がかりでしかたがない。

退院してまた、皆と合流した。

もう、今日は最終日だった。

僕は病み上がりのせいで、何も出来ない。
夜になり、キャンプファイアが始まった。
ふと、見ると何か人数が多い。

他の学校もいる。

もしかしてと思い、麗桜さんを探してみた。

必死にさがしたが、居ない・・・

つまらなくなり、部屋にもどる。

戻る途中ベンチに誰か座っている。

麗桜さんだ。

僕もベンチにすわった。

『りゅう』
麗桜さんあれから、どうしたんですか?

『麗桜』
私気づいたら病院だった。
今日退院したんだ。
りゅう君はどうだったの?
心配だったんだよ。

『りゅう』
ぼくも目が覚めたら病院だった。
ぼくも麗桜さんのこと心配だった。
でもよかった。
『麗桜』
りゅう君・・・

『りゅう』
はい

『麗桜』
この間の返事まだ、だったよね。
私もりゅう君の事好きだよ。


でも・・・

付き合えない。

ごめんね。

そう言って麗桜さんは去っていく。

僕は追いかけようとしたが、足が動かない。

僕は1人ベンチにすわり、満天の星空を眺めていた。



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