エンブレム〜序章〜?―?

S・U  2008-09-10投稿
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「それはお兄ちゃんが明日学校があっても関係なく夜更かしするからでしょー!」
「明日が学校でも敢えて夜更かしをする、それが俺のポリシーだ」
「そんな訳のわからない事言ってないで早く起きてよー!
遅刻しちゃうよー!」
「いいじゃないか、まだ遅刻回数一桁台なんだから、今から一回か二回遅刻したぐらい…」
「…ふーん、折角今日の朝ご飯はお兄ちゃんの好きな麦ご飯とお味噌汁なんだけどなー」
「…なぬ?」
「しょうがないなー、それじゃあ、お兄ちゃんの分も私が食べちゃうおうと…」
「さて、起きるとするかな!」
俺はベッドを壊すんじゃないかぐらいの勢いで起き上がった。
…うーん、我ながらなんて単純な…。
「ふふふ、じゃあ、私、下で待ってるから早く来てねー」
…何だろう…何か凄い負けた気がするのは何でだろう…。

着替えを済ませ、俺は洗顔するために洗面所に向かった。

俺の名前は宮野慎弥。
歳は十五歳。
家族構成は俺、妹の二人。父さんと母さんは俺が小さな頃に死別した。
現在は木造二階建建築に二人暮しだ。

「…よーし、こんなもんだろう」
…うむ、多少寝癖があるが是くらいなら直さなくても大丈夫だろう。



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