「みんな?少しでも動いたら
岡山みたいになるよ!?アハ
ハハハハハハハハハ!!」
「何言ってんだテメェ!この
人殺し!!」
「ウルサイナ」
────シュッッ
「うわぁぁぁがぁぁ!」
「ヒット〜♪」
「痛い゛い゛い゛い゛!」
「はぁ?でこにナイフ刺さっ
たぐらいでグダグダうるさい
んだよ!」
「あ…朝倉さん、どうして…
…?」
「何が?」
「なんでこんな酷いことする
の!?」
「あんた達なにもわかってな
いわね。今からあんた達にも
私が受けた痛みを思い知らし
てあげる!」
「え!?私たち何かした?」
……………
はぁ?
こいつ等なにもわかってない
「あんた達にも心の痛みぐら
いわかるよね?」
「あ…………」
「気付いた?あんた達は毎日
毎日私の悪口を影で言ってた
でしょ!?ハッ、聞こえてるん
だよ!」
「………………」
「……まぁいい。三番目はあ
んたでいいや」
「え………?」
──シュッ
グサッ!
「ぐぅ……あああ゛あ゛!」
「アハハハハハハハ!!!」
教室には血と悲鳴が飛び散り
また悲惨な現実を迎えること
になる