和『それから、マンション下のポストにも同じ手紙が入ってました。
これです。』
黒い封筒………
私は受け取ろうとしたが江口さんに引き止められた。
江口『なんでアラタの自宅まで送ってこれるんだろう?
業界関係の仲間ってこともあるな。』
私が、アラタと付き合ってるせいで回りの人が犠牲になってる。
私は…………頭の中が真っ白だった。
江口『いずみちゃん?
いずみちゃんっ!大丈夫か?
とりあえず、ポスト開けないで。
わかったね。』
私はうなずいた。
その時、
江口さんの携帯が鳴った…。
事務所からだった。
事務所の人によるとカミソリ入りの手紙はまだ沢山送られてきていた…
そして事務所に荷物が届いた…
開けた途端に異臭が発生したらしい。
開けた女性は病院へ搬送された。
他の社員も念のために病院へ向かった。
しかし、それだけでは終わらなかった。
嫌がらせの電話が鳴り止まないのと窓ガラスが割られたこと。
江口『このままだと、怪我人が増えるかも知れない。』
江口さんが呟いた…。
一体、誰が………。
アラタ………
私はどうしたらいいの?
続く…。 11話完結。