貴方への想い〜自由〜

ふく  2008-09-13投稿
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私にとって貴方はもちろん大切な人
だけど友達も大切にしたい

週末は寂し過ぎるから予定を作り友達と時間を過ごす
貴方は週末も仕事に行く程忙しくなり
忙しい中でも私に寂しい思いをさせたくないとメールや電話をしてくれる
有り難いけど少し貴方に申し訳ない気持ちになる
いつも想ってくれて
一杯喜びをくれる

『何してるの』と聞かれれば『友達と一緒にいる』と答える
『男もいるの』と聞かれれば『いるよ』と答える
嘘を付く必要はない
私にだって楽しみはあるし別に貴方以外の人とどうこうなろうという気持ちはない
出会いを求めて来ている訳でもないしただの男友達
なのに貴方は一瞬不愉快そうな声を出す
『俺がいるのに』と嫉妬する
その言葉に戸惑う
貴方の嫉妬が嫌な訳ではないけれど悲しくなる
だって誰かといないと私は孤独に押し潰されそうになる
女の子でもいい
男の子でもいい
一人が嫌なだけ
誰かと笑って馬鹿やって
そうやって虚しさを紛らわせたいだけ
貴方が一番に決まっている
出来るなら貴方と会いたい

『浮気はしないで』と言われて『大丈夫』と答えれば貴方は安心してくれる
どうせ今の私は貴方しか考えられないのだから

『貴方には奥さんがいるじゃない』と言ってしまえば貴方は困る
本当はそう言って自分の強がりを見せたいけど出来ない
貴方に不安を与えたくない
嫌な思いはさせたくない
だからもう怒らないで欲しい

こうやって貴方の気持ちを再優先し貴方が生活の中心になって行く
貴方の全てを許せる訳ではないけれど少なくとも私は許して行かなければいけない
この道を選んだのは私だから
それなのに私は全てを許されない

感じた束縛に
貴方の気持ちに
貴方への気持ちに私の自由は奪われて行く

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