ここは地獄の最深部…「地獄平」と呼ばれる無限の大地…地獄のあらゆる苦痛を耐え抜いた者のみがたどり着く、地獄で唯一の平安の地…
当然、あの猛者達もこの場所に集結していた…
徳川陣営
「いやぁ、絶景じゃな…戦国の世を思い出すよ…」
「殿…織田や豊臣、武田や上杉までもがこの地に集結している模様…」
「おぉ、半蔵か……そうか、やはり奴らも来たか。忠勝らはまだ着かんのか?」
「忠勝殿を始め四天王各位、間もなく到着。」
「忠勝らが加われば武田、上杉にも対抗できよう…」
上杉、武田陣営
「謙信、また再びお主に会えるとはのう…」
「…お主とは決着を付けねばならんが…その前にあの者共を始末せねばな…」
「直江、真田両軍もじきに駆け付けるじゃろう。楽しみじゃのう…」
織田、豊臣陣営
「信長様!武田と上杉が手を組んだ模様!…まずいことになりました。」
「猿が…キーキーと喚くな。信長様、お久しぶりでございます…」
「光秀!貴様!どの面下げて来やがった!」
「勝家殿、そこの猿といい賑やかな輩が多いな…信長様はこの地獄をも我が物にしようとお考えか?」
「…光秀…猿…勝家。もはや生前の所業などどうでもよい…ただ目前の敵を葬れ…利家の軍が着き次第今川、島津を攻める。」
「ふん…ここは地獄…魔王の下に付かぬ手は無いか…」
戦国の世を駆けた群雄が、地獄平に集結。
地獄を舞台に再び闘いの火花を散らす。地獄我が手にするのは…魔王か龍虎か…戦国の覇者か…それとも……