ーはじめにー
出会い系をお勧めするために書いている訳では、ありません。そんな夢のような出会いは、ナィと思います。
どんな人が読んでくれているか?わからないけど、ワタシは彼らに会いたくて書いてマス。
いつか会えるといいね…元気ですか?
『キミは誰?カツミとアフターとアユムの世界』
アユムの世界ー07:35
朝になりました!今日はいつもと違うドキドキでアユムは目が覚めた。
これからバイト、その後、芝居の勉強を兼ねて舞台を観ます。で、養成所に行って訓練。
なぜドキドキで目覚めたか?って、舞台を心待ちにしていたから!
=ちがうよ!昨日からヤリ慣れないことをしたから興奮が消えないんだ。
出会い系に関わりを持つなんて、郷里の旧友が知ったらバカにされそう。分かってるよ!
=仕方ないでしょ。なんだか、感傷的な雰囲気に落ちてたんだ。昨日は…。しかも、芝居じみた自分とはかけ離れている人間に、なっていたし。
でも、なにが変わる気がしたんだ…。
今もドキドキ感は残っている、さ…て、朝の挨拶しときましょう。相変わらずドキドキするな〜。
昨日のメールの返事来てるかな!?ワクワクしてます。
アユムは煎餅のような薄い布団を、たたむと隅に追いやった。せまいのでベッドが置けない、押し入れにはなんだかいろんなモノが入っていて、布団を入れるスペースが確保出来ない…そのうち整理しなきゃな、彼女も呼べないし…。
部屋にいずれは上がってもらって、むふふなコトもやりたいな〜っと夢が膨らむアユムだった。
入れ替わるようにちゃぶ台を隅から出すと、急須に茶葉を入れる。手に届くような狭い範囲にいろいろ揃っているから、便利である。狭くて最高…なんてあるかァ、いずれスターになったらすぐにでも引っ越すからな〜。っとポットを押してお湯を出す。
郷里名産のお茶を、鮮やかな緑を眺めてホッとする。
さあメール、しよ。アユムは携帯を開いて、出会い系サイトにログインして見る。
やはり返事はないがかまうもんか、朝の挨拶しとこう。『未設定さん』へ…。
☆アユム☆ー
おはよー(^-^)/
会いませんか?
短い気もしたが返事がないと、上手く気持ちがのらないので…仕方ない。
《ー続くー》