ぼーい&がーる?

ルート  2008-09-14投稿
閲覧数[401] 良い投票[0] 悪い投票[0]

「もうやだよ。」
一人の少女がつぶやく。
肌寒い冬の朝、一筋の涙が流れた。


――消えろ、消えろ、消えろ、消えろ………
クラスメートの声が聞こえる。
私の名前は吉本カナ。
学校に行かなくなって一ヶ月が過ぎた。

「そろそろ卒業式か…。」

学校の事を考えると頭痛がする。
でも、やっとこの日々から抜け出せる。
そんなことを思うとホッとしていた。

私は高校生として他県に引っ越すことになった。


―――おそらくどこに行っても変わらない。
でも、この地獄から抜けられるのなら何でもいい。



こうしている間に冬は終わり春が来た。

i-mobile
i-mobile

投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 ルート 」さんの小説

もっと見る

恋愛の新着小説

もっと見る

[PR]
コンタクトのケアが変わる
洗浄1つで視界良好


▲ページトップ