スタアの恋 TRINITY〜ARATA〜 12話No.1

MIZUKI@VENUS.T  2008-09-16投稿
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12話 『戦い…。』

アラタは深夜1時頃いつものワゴンとは違う車で帰宅した。



シンさんと喧嘩してきたらしい。



いずみ『どうして喧嘩したの?』


私の口を塞ぐかのようにキス……。



私は寝室まで連れて行かれた。



いずみ『アラタ?』



アラタ『今は何も聞かないで……。』



アラタの表情は寂しかった。


私は無言でアラタに従った。


いつものように優しく抱かれる。



大丈夫かな、アラタ………心配。



いずみ『何か飲む?』


アラタ『お酒ちょうだい。ロックで。』


いずみ『大丈夫なの?』


アラタ『大丈夫だよ!いずみも付き合ってよ。』


いずみ『いいよ!
じゃ、今日はとことん飲むから介抱宜しくね!』


アラタ『それは俺のセリフ。』


やっと、いつものアラタらしくなってきた。


でも………


喧嘩の件は聞かない方がいいかもね。


話したくなったら、アラタからきっと話してくれるはずだから。
私たちは1時間程楽しく会話した……


でも、今日あった出来事を話さずにいられず私から語り始めた。



アラタ『知ってるよ。その件でシンさんともめたんだよね。このままいずみに何かあったら俺は黙っていられないから交際を認めたいって。

何かあってからじゃ遅いし、実際にもう俺らTRINITY事務所をかけて、いずみに負わせた傷の責任は取るって約束したのに話が違うってシンさんに言ったんだけど、対策を練るからもう少し待てとか言うし。
待つって言っても俺にだって限界がある!って釘を刺しといたよ。』



いずみ『アラタ、
私のせいで回りの皆にケガや嫌な思いをさせてこんなの耐えられないよ。』


私は涙が溢れ出した。


アラタ『いずみ………。』


続く…。 12話No.1

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