キミの声が聞きたくて…何度も…何度…携帯電話に電話した…
でも…キミは電話に出てくれなかった…
本当は…自分でも分かっている…
もう…キミと話す事が出来ないくらい…言われなくても分かっていた…
キミは…もう…この世にはいないんだから…
あの日…キミと別の道で帰った事を…何度悔やんだか…
一緒に帰れば…キミを助けれたかもしれないのに…
僕は…何回も自分を責めた…
何で別の道で帰ったんだ!…そう…何度も思った
でも…分かっていた…
幾ら悔やんでも…キミは帰ってこない…
頭では分かっている…
……でも……
心ではまだ…受け入れていなかった…
だけど…今日…
受け入れようと思う…
キミのお母さんから貰った形見のペンダントをみて覚悟を決めたんだ…
もう…キミの死で悲しむのをやめるんだ…
泣くのもやめる…
自分を責めるのだってやめる…
この悲しみの気持ちを忘れて…生きるんだ…
キミの事を忘れずにこれからも生きて行く…
このペンダントが有る限り…キミは僕の中にいるから…