休み時間は、君のところに行く。何時ものように。そのつもりだったんだ。さっきまでは…。でも、今は話したくない。そう思って、僕はすぐに廊下に行った。そして、チャイムが鳴るまで帰らなかった。 僕は廊下をダッシュして走り抜け階段を駆け降りて中庭に向かった。たかだか10分の休み時間も辛いから。 やっと教室に戻ったとき、彼女が見えた。…彼女は、想いつめていた。だから、思わず歩み寄った。 「泣きそうな顔してる…。」
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