なぜかnaoと離れるって思ったら、胸が苦しくなった。そんな事…言える立場じゃないのに。
「行ってもいいの?」
「うん」
その一言で、もしかしたら軽い女って見られたかな…
「ごめん、シャワー浴びて来ていい?」
って部屋に帰った瞬間、naoに話した。シャワー浴びてる間、いつまで一緒にいれるのかって気になってた。
上がった後、私が「見ないでね」って言ったから、「生き地獄」って冗談で返された。…見られてもよかったのに。。
…これからどうしよう
二人には微妙な距離があった。…私の方に来てくれないかな
そんな思いを断ち切る様に二人でテレビ見てた。でも限界…
「ねぇ、私、隣に誰かいてくれたら寝れるんだ。…一緒に寝ない?」
naoは戸惑ってた。かわいい(笑)
「いいの?」
「うん、一緒がいい」
一つの布団に二人で横になった。お互い、心臓の鼓動が聞こえるぐらい緊張してた。
「腕枕っていや?」
「大丈夫」
「じゃあ、してほしいな」私から誘った。抱きしめられたら、彼の香水の匂いに包まれた。…好きになりそう
また微妙な空気が流れ、沈黙が続いた。
…キスしたい
って思ってたら、自然に唇が重なった。すごく優しいキス。もっとしたい。naoとキスしたい。
キス止めたら、まともに顔見れなかったから、彼の胸に顔埋めた。彼も抱きしめてくれた。
それからは…私の事情で一つにはなれなかったけど、朝まで二人で愛し合った。
…こんな事、しててもいいのかな?
そんな事が頭過ったけど、気持ちには勝てない。
朝もnaoと離れる時間になったけど、離れたくなかった。
「一緒にいて」
「…いいの?」
「一緒にいてほしいの」
結局、彼に仕事休んでもらった。
二人を結びつけた海に行く約束した。
早く約束の日にならないかな…
私の心はもう、naoでいっぱいだった。