ディフェンド ”ターゲット発見?” 14

 2006-06-08投稿
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 「御前がリイバー?」
 啓吾は不思議そうに言う。 
 「そうだよ」
 「記憶が抜かれてないの・・・?」
 「記憶って?」
 「あぁ、もぉいい!それより、コイツ知らねぇか?」
 啓吾は翔の写真を見せる。
 「あ〜ぁ、翔ね。付いて来なよ!」
 と、凛はトコトコと、歩き出した。
 「翔を知ってるのか・・・」
 「とりあえず、付いて行ってみよう。あの子の事はあっちの戻ってからでいいでしょ?」
 啓吾と怜は凛の後を付いて行った。
 
 凛に案内されてたどり着いたのは小さな白い家だった。
 「しょ―――ぉっ!」
 凛はドアをドンドン叩きながら大声で言っている。
 「そんなに大きな声でやらなくても・・・」
 「そぉだぞ。翔も切れるとこえーからな」
 「しょ―――ぉっ!」
 凛は、2人の言葉を無視して大声で言う。
 と、その時家のドアが開いた。
 「うっせぇなぁ!静かにしろよ」
 家の中から翔が出てきた。
 「翔にお客さんだよ」
 凛は啓吾達を指差しながら言う。
 「・・・誰だよ、あんたら」
 「そんなことより御前、これ持ってねぇか?」
 啓吾は、闇夢玉の写真を見せる。
 「持ってねぇが、女王様なら持ってるよ」
 「女王・・・それは誰が?」
 怜は翔に問う。
 「知らねぇのか・・・じゃ教えてやるよ」
 翔は、町の奥に建ってる城を見る。
 「舞様だよ・・・」



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