「あ〜ぁかったりぃ〜」
俺の名前は、磯崎 風太、髪の色は青、ついでに瞳の色も青だ……
「風太〜そんなこと言ってると、なれるものもなれないよ!」
後ろからある女が怒鳴り込んできた。
こいつの名前は、冬河 瑠璃、昔から俺の面倒をみてくれていた幼なじみ的な存在である。
でもまぁ昔つっても俺はもともとこの島の住人じゃないかぁーさんに拾われた子供で、それを珍しがって近寄って来たのが瑠璃だ。
瑠璃はその時からずっとそばにいた。
「何言おうが俺の勝手だろ」
「う〜ん……そうだけど……風太が悪い子にならないようにしようと……」
「余計なお世話だっつぅーの」
「風太の意地悪……」
こんな俺だが実は感謝しているのが実状。
話は戻るが俺は、この島の住人じゃないといったが、理由として俺は昔、別の島に住んでいたらしい。
しかし俺は、別の島での記憶が全くない、つまり記憶喪失だ。
俺はかぁーさんに拾われた、その時俺は5歳……
それから十年……………
今に至る…………。