幸せでした。(大好き)

優衣  2008-09-24投稿
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パパは本当のパパじゃない。
優衣のママは優衣がお腹にいる頃に離婚しました。
だから、優衣はパパの顔がわからないし会った事もありません。
逢いたい。とは思うけど…どうせ無理だから


この小説に登場するのは、パパのように愛してくれたママのお兄ちゃん。



命。っていう一番大切なことを教えてくれた人
そして
優衣が一番すきだった大好きな人







優衣は道に外れてた。
好きな事もいっぱいした
ママにもいっぱい迷惑をかけた
素直に "ありがとう" の一言が言えない残念なやつ。

普通の幸せが当たり前だから
小さな幸せがわからなかった
おまけに短気で我が儘で
ママからしたら、疲れる娘。
おばちゃんからしても変な孫。
お姉ちゃんにしても、面倒な妹。

でも、パパからしたら
手のかかる可愛い姪っ子。

だったんだと思う。




欲しい物は、ママに言えば
あんまり買ってくれないから
全部パパに頼んでた。
そしたら、なんでも買ってくれる。
一番楽しみな事は年に一回鹿児島に帰ってくる事。


みんなでご飯を食べに外食するのが何より幸せだった。



でも、病気はどんどん襲って来てたことに誰も気づく訳がない。

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