その頃、歩と渓吾は会社に戻っていた。会社の名前は『ロジウラ新聞社』 何故『ロジウラ』か。 創設者の、佐藤英旗は路地裏にも毎日ニュースになる事がある。全てのニュースの裏の裏まで見ろと言う意味でこの名前の会社になったのだ。 この事は、入社式の時必ず聞かされるのだが覚えているのは、半数にも満たないだろう。 歩は、『ただいま帰りましたぁ』と行って自分のデスクの椅子に座った。 渓吾は他の記者に話しながら入り、歩の隣のデスクに座った。
新着小説100作品 恋愛ミステリSFファンタジーホラーエッセイ日記ノンジャンル公募投稿作品アドベンチャー詩・短歌・俳句スポーツコメディ学園物その他管理人用