ミッション

MANA  2008-09-25投稿
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―ミッション1―\r

ある朝の事―。
「今日も仕事?!私ずっと前から言ってたのに、またなの?!いい加減にしてよ!!ろくに家にも帰んないで、いつも何してるの?!!」
「うっせーよ!!仕事してて何が悪いんだよ!!だいいち、今お前がそう過ごしてるのも俺のおかげなんだぞ??結婚もしてねーのになめた事言うんじゃね―よ。」

ブチッ――。

悲しげにケータイを切る音が、部屋中に響いた。

「もう最悪…。」

そう一言呟いたのは、田宮茜、24歳。

昔から自分勝手で、思いどうりにいかないとすぐに文句を言い、とても勝ち気な性格から友達らしい友達ができたことがない。
だから、いつも彼氏との口喧嘩が絶えない。今のような光景は日常茶飯事だ。

「やっぱりあの人何か隠してるわ。まぁ、あんなクソ男はもう捨てようかな。キャハハハハ♪」

そういいながらテレビの電源を付けた。

「ふうん。これが今回のグランプリか―。最近はレベルが低いわ―。私の方がいいわね!!」

今茜が言った通り、顔は確かに可愛い。それに両親は大手企業の社長。それに引っ掛かって釣れる男はたくさんいる。

すると、あるニュースが流れてきた。

『続いてのニュースです。○○県□市に謎の巨大迷路が出現しました。』

「え、巨大…迷路…???」
『今の所、何の為に作られたものか分からないため、捜査中です。』

「ふうん…。おもしろそう……!!!」

そういうと、ケータイを出した。

「あ、私よ。いますぐに□市に向かうヘリをだして。」

「了解しました。」

「さぁ―て、準備しなきゃね。」

そう一言言うと、茜は部屋を飛び出した。

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