「オハヨー…」
「ウワァ〜先輩!ハヤッ!」
「…あんまり夕べは眠れんくて…そのまんま。」
(尚の死に顔きれいやったなぁ…苦しまなかったらよかったんだけど)
「なら、いつもの倍にミルクたっぷり目のコーヒーいれまひょかぁ?」
「あっ!!いいいいよ…今朝は紅茶自分でいれてかたから」
「ハァ!?紅茶ぁ?先輩どうかしたんですか…??」
(尚は砂糖タップリのミルクティが大好きだったんだよ…あたしなりのオトムライ)
「たまにも、気分変えて…それよか夜勤帶かわりはなかったのかいな?」
「おっきいのやら大したことないのやらまぜこぜアリス!」
三号室の武田君が夜中抜け出したやら、十号室の田中の婆さんが転倒して再入院したやら、夕べは事務処理検査にテンパったみたい。
「病状に特に変化あったかたはなかったみたいやね〜」
「これでステルベンでもあったらあたしはお手上げ状態でしたよぉ」
ハイハイ!ゆっくりとお休みなさりませねー!