さゆり  2008-10-01投稿
閲覧数[197] 良い投票[0] 悪い投票[0]

私は昭和の時代に産まれた。三才のある日、私は突然真っ暗な部屋に1人いた。

パパの職業…ヤクザ。
ママはあっちこっちに
女を作って帰って来ない
パパに愛想を尽かして
そう、まだ3つの私を
一人、ヌケガラの家に
置いていった。

私はまだ三才…
何が起こったのかわかるはずもない。

ママは私を捨てて家を出て行った。パパはそんなの
お構い無しで
私をパパのお兄さんの家に預けた…。

まだ三才の私…
その日から私の心は凍りついてしまった。

お兄さんには、3人の娘が居て、私と年も変わらない。
だけど、だけど、
みんなが
食べてるハンバーグ
みんなが
食べてるオムライス

食べたかった…。

アタシは同じ食卓で
納豆と梅干しと漬物…
まだ3つの私が…

文句を言ったらこの家を
追い出されてしまう…
まだ3つの私は思ってた。

i-mobile
i-mobile

投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 さゆり 」さんの小説

もっと見る

ノンジャンルの新着小説

もっと見る

[PR]
男子が夢中になる
ウルウル唇で誘惑…♪


▲ページトップ