何故だろう?
裏切られることを知りつつも
その度に信じようとするのは
何故だろう?
傷つけられることを知りつつも
その度に涙を流すのは
何故だろう?
叶わない夢と知りつつも
その度に次を待つのは
でも人ってそういう生き物
心優しく 時に涙し 信ずる道を求める
時に傷つけ傷つけられながら
その傷の数だけ苦を知り
痛みを知り 涙を流し
時には尊重し合って生きているその群れ成す中で
取り残されたように独り涙を流し
濡れた頬押し付け合うその群れ成す中で 分かち合い 繋がる
夢抱く群れ成す生き物よ
挑み続ける生き物よ
痛み知る生き物よ
生きよ 死を目指して生きよ