この先には夢も希望もないと わたしは言うけど
貴方はわたしのこの考えを許さないでしょう
希望を信じることを誰よりも大切にしている貴方は
いつも輝いていて…
わたしにはそれが眩しくて
ただ逃げるように遠くから見ていることしかできない
それがたまらなく悲しいのです
またある時
貴方は人の闇について教えてくれました
闇の部分がない人はいない そう言ってくれました
けれど わたしは闇が多く
そのどれもが人を傷つけてしまうものです
だから わたしはここから消えてしまえばいいと思います わたし自身が
けれども貴方はその考えも許さない――?
孤独を恐れ 形だけでも誰かと一緒にいたい
そんな無意味なことを思うわたしを
誰が味方か分からない
人と関わることを拒み
踏み出すことを恐れ 逃げ続けるわたしを
今わたしは死を選ぶべき
貴方はその意見を――
肯定しますか?