光というものは
たいていすぐ消え去ってしまうもので
世界は闇のほうが多い
自分のことは何も見えなくても
人の悪いところは常によく見える
そんな世界だからこそ
わたしたちは光を求め続けるのかもしれない
人と繋がることを恐れていても
孤独のほうがもっと怖いから
人と繋がろうとするのかもしれない
豊かな人生を送りたいから
生き甲斐を見出だそうと
何かを必死に模索するのかもしれない
全て生きるための手段だ
生に始まり死に終わる
そんな人生だから
人は その終わりまで
何かを夢見続けるのかもしれない