つまらない…精神が弱っていたあの時に『誰か…』に依存して(頼って)いた僕は、依存して(頼って)いた『誰か…』に飽きられ闇のどん底に堕ちた…その頃は丁度、実の父親が亡くなってから間もない時だった。その『誰か…』は知り合い(家族)がいなくなる苦しみを解っていると言ってくれただけに、余計にショックが大きかった…
それからの人生がつまらない…高校の時に抱えた腰の持病も悪化してきている。出会い系詐欺に騙された自業自得で…しかも親まで巻き込んでしまった。
そのことがきっかけで心が分裂してしまった僕は本当の名前は語らず『朱雀』として、人格を保つ事にした…さすがに精神が粉々になっている状態で、日常をこなすのも身体に堪える…でも、仕方がない。そうするしか道がないのだから…
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