いつも貴方を傷つけないようにしていた。
いつも貴方を傷つけてしまう時は離れていっていた。
いつも貴方に素直になれず、傷つけていた。
ただ気付いてしまったんだ。
いつも貴方の事を傷つけないようにしていたのは、嘘だという事。
貴方から離れて行くのも。
貴方に素直になれないのも。
自分が傷つかないようにするための手段だという事。
だから孤独と言う名の殻に隠り。
貴方と関わなければ、幸せにはなれずとも、傷はつかずにいられる。
そうやって、俺は貴方から離れたんだ。
後悔ばかりが残り。
殻から出ようとしてみたが。
やはり傷つくのは怖かった。
傷つくの何よりも怖い。
そうやって、また貴方から離れてしまったね。
きっとこの孤独と言う名の殻からは誰も出せないだろうし。
一生かけても出れそうにないです。
俺。
また一人になってしまったんだね…