何で愛情がゼロだったんだろう…
下に小さな妹が2人もいて、毎日目が回るほど忙しくて、あなたときちんと向き合う時間がなかった…
これが世間的に受け入れられる言い訳。
本当は違う。
私が向き合おうとしていなかっただけだ。
母という絶対的な権力で、あなたを見下ろしながら全てねじ伏せていた。
あなたが何を考え、
どんな風に感じ、
何を訴えたいのかなんて
全く無視してた。
関わると面倒くさい事になると感じていたからかもしれない。
いや、まともに向き合ったら勝ち目はないとわかっていたからかもしれない。
純粋なあなたと正面から向き合ったら、
きっと自分の弱さ、致らなさ、幼稚さ、ズルさを直視することにっなってしまうという予感があったから、あなたから逃げていたんだ。
なんてズルくて、怠慢で、傲慢で、いじわるな人間だろう。
世間体ばかり気にして、
人前では礼儀正しいきちんとしたよい子を育てている立派な母親でいたかった。
だからあなたには厳しく躾をして、甘やかす事は悪だと思ってた。
甘えさせてあげる事もしないで…
愛そうともしないで…
甘える相手もなく一人ぼっちで淋しかったよね。
ごめんね。