およそ150人を収容出来る大型輸送ヘリが到着した。兵士達は皆早々に乗り込み、後は二人が乗り込むのを待つだけだ。
スウォーティー『ここともおさらばだ、もう来る事もないだろう・・・』
紅龍『こんな所は二度と御免だ!』
二人がヘリに乗り込み離陸すると、敵兵が一斉に基地へ押し寄せ、直ぐさま占拠した。もちろん誰も居ない基地をだ。
機内アナウンスが流れた。『到着予定時間は二時間後です』
二人は既に眠りについていた。二時間という時間は眠るのに十分な時間であったようだ。
再びアナウンスが流れた。『間もなく到着いたします』
しかし二人は既に起きている。
飛行場にヘリが着陸した。二人はすぐさま本部へと向かった。
紅龍『出迎えはあいつだけか(笑)』
二人を待っていたのはラスティー副司令官であった。
ラスティー『よう、お二人さん。元気だったかい?』
スウォーティー『見てのとおりだ』
紅龍『こっちはどうだった?』
ラスティー『色々あったが何とか無事にやってるよ』
ラスティー『着いた早々すまないが第三会議室に集合だそうだ』
スウォーティー『さて、行きますか・・・』