久しぶりに
長い 長い 時間
泣いていた
驚いた
こんなにも
脆かった
何処にも無くて
私の存在が
何処にも無くて
崩れていった
似たような場所に
また
辿り着いた
また
思い出す
壊れそうで
倒れそうな
昔の私
また同じ感じ
真っ暗な世界で
それでも
誰かに気付いてほしくて
手を伸ばしてしまう
今日もきっと
誰も居ない
それでも
非力な私は
手を伸ばしてしまう
気付いてほしくて