俺は仲間と銀行強盗の計画をたてた。
お金を手にして、たくさん遊ぼう。表向きにはそう言っておいた。
何日もかけて俺たちは準備をした。ネットでナイフと銃も手に入れた。
そして緊張の当日。
マスクをかぶった俺たちは、銃を片手に銀行へ突っ込んだ。
パンパンッ
まずは威嚇射撃。
「その場から動くな!下手な動き見せた奴はぶっ殺す!」
仲間の一人が叫ぶ。
「カウンターの奴らはまかせろ!」
四人の仲間はカウンターの見張り。警察に通報されないようにするためだ。
もう二人は客どもの見張りだ。
そして俺は金をいただく。「早くしろ。」
大きな黒のカバンに札束がたくさん入れられていく。これで、俺は母さんに・・・・・
計画は順調に進んだ。
強盗中に警察に通報されることはなく、無事逃げることができた。
町外れの廃墟の工場。そこは人の目に触れないため絶好の隠れ家だ。俺たちはここで山分けをするのである。
「ざっと一億かな!!一人・・・1250万!!」
仲間のみんなは大喜びだったが、俺は違った。そんなんじゃ足りない。まあ、予想どおりなのだが。
俺は、隠しておいた銃をズボンのポッケから取り出した。