『アナタが私に告白した場所、覚えてる?』
『忘れる訳無いよ。こんな大きな桜の木、この町にはここの山にしか無いもん。』
『そうね。 本当にキレイ。』
その言葉を聞いたか聞かないかの時間で 彼女の首を力一杯 両手で締めた。
覚醒剤の打ちすぎで腫れ上がった彼女の顔は
見るに耐えないが、
それでも ボクは愛してて、
そして
楽にしてやりたかった。