とりあえず駅の周りをうろちょろしたが家は見つからない…
「オーストラリア来てから一人でまともに外に出た事なかった…もっと探索しとけばよかった…」
30分程歩き周り再び駅へ
駅に戻った僕はバスの運転手のおじさんにたどたどしい英語で僕の今の状態と住所を教えた
するとそのおじさんは僕を家の近くまで乗せてってくれる事になった
ドキドキしながらバスに乗り2、3分走ってすぐ泊まった
おじさんは僕に何か言っていたがあまり理解出来ないまま
「Thank you」
といって降りた
外はすでに真っ暗闇だった。
暗闇の中、僕が住んでいるストリートを探したが見つからない
「このまま家に帰れずに死んだらどうしよう」
とアホみたいな事まで考え始めた
「もうアカン…そこらへんの家に行って聞こ!」
しかし日本でいきなり人の家に行くのも勇気がいるのに海外なんて絶対に無理
考えながらとぼとぼ歩いていると小さなお店を見つけた
とりあえずお店に入った
アジア系の人が店員さんで、僕が困ってるのがわかったみたいだった
たどたどしい英語で住所を言うとお店の店員さんは地図を書いてくれてゆっくりとした英語で道を教えてくれた。
そしてやっと家につくことができた
家につくとShane達がかなり心配していたみたいで
「どうしたの?」
みたいな事言ってきたので僕は一生懸命今までの行きさつを伝えた
すると安心した顔になり笑顔になった
その日の夜EagleJunctionからは電車とバスが出ている事を教えてもらった
実はさっき乗せてもらったバスのおじさんも路線バスの運転手だったのだ
翌日学校の帰って昨日のお礼を言いに地図を書いてくれた親切なお店に行ったが、いくら探しても探しても結局見つからなかった。
不思議な経験をした感じだった
今でもあのまま家に帰る事が出来なかったと思うとぞ〜っとする
その日はShaneと一緒に家の近くの銀行にいった
銀行に行くと店員さんに日本語が話せる人がいてかなりビックリし、そして感動した