「あった!!」
探し始めて10分くらいだろうか。あのリストを見つけることができた。そして、俺はリストを読み進めていった。…………。
2006.4.24
北澤 圭太 死亡
リストの途切れていた部分には圭太の名前が書かれていた。
「圭太……」
俺は悔しくてしかたなかった。なぜ圭太なんだろう…。そんな事も考えたりしていた。そして………
2006.4.28
死亡
圭太が消える前と同じように、リストは日付の所で途切れ…名前だけが書かれていない状態だった。
AM6:45
俺は早めの朝食をとった。朝食をとり、ぼーっとしていると母親に怒られた。
母親「拓海!!なにぼーっとしてるの。遅刻するわよ」
最初はなぜ怒られているのかわからなかった。俺はぼーっとしたまま授業を受けていた。先生に何度も注意された。自分ではそんなにショックを受けていないだろうと思っていたが、思っていた以上にショックを受けていたようだ。
昼休み
七海から呼び出された。七海は俺の彼女だ。
七海「ねぇ拓海…」
七海は俺を呼ぶとしばらく黙っていた。そして、
七海「今日ね、噂のメールが届いたの…私ね混乱しちゃって…URL…開いちゃった…」
……………！？
俺「う、嘘だろ？」
俺は圭太が消えショックを受け、ボロボロの状態なのに…七海からの突然の相談に俺はどう対処したらいいのかわからなくなった。俺はその場で固まってしまった………
完
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